ウォーターサーバー選びのポイント
健康に気を使いたいと考える方から、注目を集めているウォーターサーバー。しかし、市場には多くの種類が出回っているため、実際にどの製品を選べばいいのか分からず、悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回は自分にぴったりなウォーターサーバーの選び方についてご紹介します。
1.まずはどんな目的で使うかを決める
ウォーターサーバーで使われる水は、健康面が重視されたものやそのまま飲むだけでなく料理に使うことも考えて作られたものなど、その特徴はさまざまです。
もし、使うウォーターサーバーに迷ってしまった場合には、まずその目的を再確認してみることをおすすめします。特に、妊娠中の場合や、乳児のミルク用に使いたいと考えている際には使えるサーバーが限定されてきます。目的をはっきりとさせて、何を重視して選ぶのかを決めておくと、最適なものを見つけやすくなります。
2.水のタイプから選ぶ
水にはいくつか種類があることはご存知ですか? ミネラルウォーターや天然水と呼ばれるものも、大きく「硬水」と「軟水」の2タイプに分けられており、それぞれ成分や味わいが大きく異なります。
また、ミネラルも取り除いて不純物が一切含まれないように精製された「純水」のウォーターサーバーもあります。それぞれ特徴が違うので、目的に合わせて水のタイプを選びましょう。
・硬水
マグネシウムやカルシウムなど、多くのミネラルが含まれている水で、口当たりが硬く、少し飲みにくく感じるのが特徴。健康的な成人であれば多くの場合、便秘解消やダイエットなどに効果的です。
ただし、小さい赤ちゃんにとっては、ミネラルは多すぎると腎臓に負担をかけてしまう可能性があり、赤ちゃんのミルク用や妊婦さんには向いていないといわれています。
・軟水
日本人の多くは軟水を好んで飲んでいます。ミネラルが硬水ほど多くないため、口当たりが柔らかく感じる水です。料理やコーヒーを淹れる際にも適しています。
・純水
不純物をほとんど取り除いた、文字通り純度の高い水でミネラルもほとんど含まれていません。無味無臭なので料理にも使いやすいですし、誰でも安心して飲める水です。内臓の未発達な赤ちゃんにも負担を与えることがないので、ミルク用や妊婦さんの飲用にも適しています。
3.ウォーターサーバーを置くスペースから選ぶ
ウォーターサーバーを導入する際に忘れてはいけないのが、設置スペースについてです。ウォーターサーバーは、意外とスペースを必要とするため、選ぶ際には置き場所を決めておくことが大切です。
最近では、小さいスペースに置くことのできるコンパクトなタイプや、卓上タイプのサーバーも出てきました。部屋がそんなに広くないという方は、サーバーの大きさも調べてみるとよいかもしれません。
また、空になったボトルを保管する場所も意外と場所を取ってしまいます。保管場所がうまく確保できない場合には、あらかじめ使い捨てタイプのボトルを使用するウォーターサーバーを選択するというのもひとつの手です。
4.節電できるタイプかどうか確認する
ウォーターサーバーは基本的に24時間スイッチを入れっぱなしにしておくものです。このため、電気代が節約できるかどうかも、導入するウォーターサーバーを決める際のポイントになります。
メーカーによって1月にかかる電気代が大きく変わることは多くありませんが、最近は節電のモードがついたウォーターサーバーが増えてきています。節電モードの種類も長時間使用しないでいると、消費電力を抑えるような仕組みになっているものや、自分で設定温度を変更することで、節電できるものなどさまざまです。
「エンジェルスマイル」には、ウォーターサーバーを使用しなくなる、夜の時間帯の電力消費を削減する「SLEEP MODE(夜間省エネモード)」が搭載されています。光センサーが部屋の暗さに反応して自動で節電してくれるので、電気代のカットに大きな効果があるでしょう。手間もかからないため、節電を重視したい方にもおすすめです。
ウォーターサーバーには、さまざまな特徴があり、水の種類や目的、設置場所などを考慮しながら選ばなくてはなりません。導入する際には、今回ご紹介した選び方を参考に、目的やライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのウォーターサーバーを選んでください。